部位別の症状一覧

symptoms

当院の考察
当院の考察
ここにお体に起こりやすい症状についてできるだけわかりやすくお伝えしています。1人で悩まず先ずはご自身に当てはまる症状がどんな症状や原因となっているのか参考にしてください。
座骨神経痛・ぎっくり腰・脊柱管狭窄症/すべり症
座骨神経痛・ぎっくり腰・脊柱管狭窄症/すべり症
座骨神経痛
座骨神経痛
一度は聞いたことのある坐骨神経痛とは、人体の構造の中にある神経の中でも特に大きな神経で、太ももの裏側からふくらはぎ足の付け根まで通り、その神経の走行の途中で神経が圧迫されて起きる神経症状です。一括りに坐骨神経痛と言われることが多く、類いする症状に梨状筋症候群などがあり適切な処置が必要です 。
ぎっくり腰
ぎっくり腰
ドイツではギックリ腰のことを魔女の一撃と呼ばれることもあるそうで、急に腰に激痛が走り一時的に動けなくなることも…。ギ ックリ腰の起こる場合の多くの方は、普段から腰が重だるいという方も少なくありません。症状の起きる大半の場合は朝起きてからの部屋のお掃除や、長期お休み明けのお仕事なども…。一度なると繰り返す方も多く、そうならない為にも適切な処置を受けておきましょう。
脊柱管狭窄症/すべり症
脊柱管狭窄症/すべり症
脊柱管狭窄症とは、脊柱の腰椎と呼ばれる箇所の椎体自体が前方、もしくは斜め前方にずれ主に腰からからお尻・太ももの裏側 ・脛のあたりまでのシビレが起きます。特徴的なのはしばらく歩くと足にしびれが起き、少し休むとまた歩ける間欠性践行と呼ばれています。友人と一緒に外出する、買い物に出かけるなど症状が慢性的になると日常生活に影響も出て非常に困難です。
腰椎椎間板ヘルニア・側湾症・圧迫骨折
腰椎椎間板ヘルニア・側湾症・圧迫骨折
腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニア
一言で腰が痛いといっても症状は様々で、腰の痛みの中でも多いのではないでしょうか。ヘルニアとは飛び出る飛び出すとの意味で腰椎の椎体と椎体との間にあるクッションが、悪い姿勢や動作の繰り返しで後方または斜め後方に飛び出し神経を圧迫することで放置しておくと腰から足に痛みやしびれが起きてきます。物理療法・運動療法が主な対処法ですが、身体にできてしまった筋骨格の配置のずれを正常な状態に戻すことで改善すると考えます。
側湾症
側湾症
普段あまり意識しないのですが、背骨といってもその造りは頚椎・胸椎・腰椎・仙骨・尾骨の連結からーつの棒のようになっています。その背骨と呼ばれる部分が左右のどちらかへ極度に曲がっていることを一般的に側育と呼ばれていますが、側湾症といっても大きく2つに分けると成長の過程で背骨が曲がったままの状態になってしまう後天的な側湾症。もうーつは生まれつき背骨の椎体自体の形の変形から起きる側湾症とで、どちらも早期改善は難しく対処法は専用の装具を着用し矯正していくこともあるそうです 。パソコンやスマホの使用が増え、室内で過ごす時間が増える時代の中で偏った姿勢の歪みから後天的な側湾症が発症することが増えてくるのではないでしょうか。
圧迫骨折
圧迫骨折
外部から加えられた圧迫による力によって脊椎(椎体)がつぶれてしまうことによって起こります。椎体の周辺には人体の構造を正常に機能するための中枢神経がつかさどっているため、異常な痛みで心配な方は専門の機関を受診しましょう。
特に多いのが、骨密度の低下で引き起こる骨粗髪症との関係です。加齢や偏った食生活も大切な要因です。症状は骨が折れてしまっていることでの激しい痛みで、寝返りを打つのも物を持ち上げるのも非常に困難になります。また、ご高齢者の中には極度に背中が丸まってしまい、杖の使用や専用のカートを押しながらでないと歩くのも困難になります。
背中の痛み・手根管症候群・腱鞘炎
背中の痛み・手根管症候群・腱鞘炎
背中の痛み
背中の痛み
背中が痛むといっても症状はいくつもあり、背中全体が痛む、背中の上部が痛む、背中の真ん中あたりが痛むなど。中には内臓の疾患からくる痛みもあり、動かずに何もしていなくてもズキズキ痛む場合と動くと痛みが増強するなど目安にするのもよいのではないでしょうか。
手根管症候群
手根管症候群
主な症状として、夜間や早朝に手の親指から薬指に痛み・しびれの症状が増します。更年期以降の女性に起こりやすい症状のーつです。腕から指先へ通る正中神経をその間の手首にある手根管から圧迫されることで、指に痛みやしびれを起こします。その仕組み的にも親指と他の指を使って物をつかむ動作がしずらくなります。
腱鞘炎
腱鞘炎
「腱鞘」とは紐状の腱が通る箇所で、その構造によって手、指先を動かすことができています。しかし、何かの原因で騰鞘が厚くなったり硬くなったりすることで腱鞘と腱が摩擦し、炎症することで痛みが起きます。処置をせずそのまま使い続けていると指がバネのに‘力クン‘とはねる「ばね指」手首から親指に痛みや腫れの起きる「ドケルバン病」など特に事務仕事や書き物を多くされる方に多いそうです。
ゴルフ肘・腱板損傷・肩こり
ゴルフ肘・腱板損傷・肩こり
ゴルフ肘
ゴルフ肘
上腕骨内側上穎炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)症状はテニス肘と似ていますが、痛む個所は腕の内側に発症し、前腕と上腕の間にある筋肉が骨に付着するまえの腱が炎症して痛みます。同じ動きを酷使して使うことでの炎症が起きることがほとんどで、痛みだしてすぐに冷やして安静にしていれば緩和していきますが、我慢して適切な処置をせず使っているとさらに悪化し直そうと思ってもなかなか良くなっていきません。普段から筋肉の配置を正常な位置に正しておくことでいくらか発症を防 げるのではないでしょうか。
腱板損傷
腱板損傷
要因はスポーツをされる方は外傷的なことが原因となり、加齢が要因で起きることがあるそうです。腱板の断裂のない五十肩と違い筋肉と骨とを繋ぐ腱が切れているため、力を入れても腕が上がらないとの症状も起こり、どちらも家事にお仕事スポーツをするのも非常に困難になるそうです。
肩こり
肩こり
猫背姿勢とも非常に関連性のある肩凝り、今日は肩が凝ったからちょっと揉んで…なんて思ったことは誰しもあるのではないでしょうか? 一時的な緩和ならまだしも、慢性的な症状の方へ安易に凝っている個所を揉む、叩くの対応は状態を悪化させることがあり禁物です。
O脚・変形性膝関節症・変形性膝関節症
O脚・変形性膝関節症・変形性膝関節症
O脚X脚
O脚X脚
壁に背中をつけて立ち、そのときに左右のかかととつま先をくっつけた状態で左右の膝との隙間が空いているのがO脚、その逆に左右の膝がくっついて左右のかかととつま先が離れてしまうのがX脚です。
膝や足首に意識がいきがちですが、実際は股関節からのアライメントがとても重要です。外国人よりも日本人 に多く見られるのは、古くからの日本独特の生活スタイルとも関係性があるのではない でしょうか。
変形性膝関節症
変形性膝関節症
膝関節を守るためのクッションである軟骨組織がすり減ることで関節の隙間が狭くなり、摩擦によって痛みが出ます。加齢・体重・性別も要因となります。
股関節と同様に体重の分散との関連性が重要で、患部ばかりの対処療法ではなかなか改善しないのはそのためです。立ったり座ったり歩行時には必ず稼働する部位ですから、痛みだすと非常に困難な部位です。
鼠径部痛症候群(グロインペイン症候群)
鼠径部痛症候群(グロインペイン症候群)
特にスポーツをする方に多く発症し、骨盤と太ももとを繋ぐ股関節部周辺に痛みが起きます。
股関節は骨盤側にある寛骨臼(受け皿)と大腿骨側の大腿骨頭が正常な位置でかみ合わさっていることによって前後左右斜めに可動していますが、加齢や外部からの圧力、体幹から股関節に多く負担のかかるスポーツの繰り返しなどによって鼠径部周辺に痛みが発症することが多いです。
また、内蔵の疾患からなる「鼠径ヘルニア」一般的に脱腸と呼ばれる病気があります。腸が脱出し、鼠径部周辺の組織が圧迫されることで股関節や腰の痛みがあります。とても重大な疾患ですから早急に専門の医療機関を受診しましょう。
捻挫・踵骨骨端症・足底筋膜炎
捻挫・踵骨骨端症・足底筋膜炎
捻挫
捻挫
一度は聞いたことのある【捻挫】。
文字通りねじる・ひねる足関節の稼働を正常に保つための骨と骨とを繋ぐ靭帯、及び軟部組織が足関節の可動範囲を超えたときに損傷することです。捻挫してすぐは安静にして冷やす処置が必要です。
一度捻挫をされた方は捻挫癖がつき、何度も繰り返す方も少なくないそうです。
その場合、捻挫した箇所とは別の部分に原因がありますので、患部の状態に合った対処を受けましょう。
踵骨骨端症
踵骨骨端症
症状は足底筋膜炎とよく似ていますが痛みは腫の部分に発症し、特に発育期の男子に多いそうです。激しい運動の後や朝起きたときなどに腫が痛み、急激な痛みというよりもジ ーンとした痛みが慢性的に続くそうです。
悪化すると痛くて地面に腫をつけられないため、歩行の際はつま先立ち歩く(尖足歩行 せんそくほこう)になるそうです。
足底筋膜炎
足底筋膜炎
主な症状はとくに腫や土踏まずの部分に痛みが起き、要因は歩く・走る・長時間の立ち仕事で足の裏に負担がかかる動作を頻繁に行う方に起こりやすいです。
インソールを用いた装具療法が一般的ですが、歩行時に重要な足関節・膝関節・股関節の動きの連動が正常に機能していないと腫や足裏が痛む原因となります。
股関節脱臼・股関節唇損傷・変形性股関節症
股関節脱臼・股関節唇損傷・変形性股関節症
股関節脱臼
股関節脱臼
出生前後の股関節の関節脱臼で起こることが多く、乳幼児期の抱き方やおむつの当て方などの影響を受けて徐々に脱 臼してしまうことが多いそうです。
見た目には足の長さに左右差があり、お尻の形が左右非対称といった状態で、姿勢や歩き方にも不具合が起きてくるそうです。
痛みが出始めてから気がつくことも多く、そのまま放置していると関節軟骨がすり減り、股関節周辺に痛みの起きる変形性股関節症に進行するケースも少なくありません。
股関節唇損傷
股関節唇損傷
股関節唇骨盤と大腿骨(太ももの骨)とを繋ぐ部分にある骨盤側の受け皿の軟骨組織のことで、股関節の動きの安定や衝撃の吸収と重要度が高い役割を果たしています。
歩く・走る・座る・立ち上がるなど様々な場面で動く箇所であることから、痛み始めると非常に厄介です。
要因はさまざまですが、過度に股関節の動きを必要とするスポーツや日常生活やお仕事の内容によって体重が片側に偏ってしまうことが考えられ、股関節筋損傷と言われることもあるそうです。
変形性股関節症
変形性股関節症
関節の動かしにくさにより日常生活に支障が起きることが多く、主に正座や階段の上がり下がりが困難になります。
股関節の構造上、前後左右斜めに違和感なく動かすことができますが、先天的な形成不全又は加齢や体重の増加によって関節へ負担がかかり、軟骨組織がすり減り症状が進行していきます。
動かさず安静に過ごすことで進行を遅らせることもできますが、逆に運動して筋肉をつけることで痛みを悪化される方もいるそうです。
五十肩(肩関節周囲炎)・頸部ヘルニア・寝違い
五十肩(肩関節周囲炎)・頸部ヘルニア・寝違い
五十肩(肩関節周囲炎)
五十肩(肩関節周囲炎)
正式には(肩関節周囲炎)フイローズンショルターと呼ばれ、肩がガチガチに凍ったように動かせなくなる症状です。簡単に説明すると、肩の関節の周囲にある筋肉が炎症して痛みを起こしています。原因はいまだに 解明していません。しかし、考えられるのは肩関節の周囲にあるいくつかの筋肉の萎縮ではないでしょうか。普段の日常であまり意識して使うこともありませんが、腕は肩へ肩は体幹へ繋がっています、つまり身体全体の歪みを正しておくことで肩の捻じれや不具合は防げるのではないでしょうか。
頸部ヘルニア
頸部ヘルニア
主に姿勢不良や加齢によって椎体と椎体の間でクッションの役割をしている椎間板が後方に飛び出し、脊髄や神経根を圧迫し首肩腕にしびれが起き、日常生活に支障が出ることがあります。
頚椎(首)と腰椎(腰)は脊柱の構造上、とくに負担のかかる部位であり頚椎・胸椎・腰椎・仙骨からなる生理的湾曲が正常であることが望ましく、首が痛いからその周囲だけを診ることはもとより身体全体を診ることが重要です。
寝違い
寝違い
朝起きたら首筋が痛くて動かせない…。要因は、寝ている間に無理な体勢であったことにより萎縮していた筋肉が急に伸ばされたことで傷つき炎症が起きています。湿布を貼ったり安静にしていれば治まりますが、安易に痛い部分を揉んだり押したりすると、逆に症状の長引く場合がありますので間違った対応は避けたいですね。
変形性(指)関節症・頚肩腕障害・胸郭出口症候群
変形性(指)関節症・頚肩腕障害・胸郭出口症候群
変形性(指)関節症
変形性(指)関節症
特に40代以上の女性に多く、主な症状は指を使うたびに痛む、痛くて動かしずらい、指の形が変わるなどの症状です。通常骨と骨の間には骨同士がぶつからないように軟骨がクッションのような役割をしているのですが、その軟骨がすり減り関節に負担がかかり、その結果炎症し、痛みが起こります。手仕事を長く続けている方は症状が出たら我慢せずに早めの処置をおすすめ致します。
頚肩腕障害
頚肩腕障害
首から肩、更には腕から手にかけてに痛みや癖れが発症します。月並みな言い方ですが、今の社会ではパソコン・スマホは仕事をするのにも遊びでも切り離せない道具となっています。
そういった時代環境の中で今後ますます増えていく症状ではないでしょうか。対策としては、作業するときの姿勢の工夫や時間の間隔などが必要で、隙間の時間には軽いストレッチなどを行い筋肉の疲労を和らげておくことができます。
胸郭出口症候群
胸郭出口症候群
胸郭出口症候群は、体型的なことも相まって女性の方に多く見られるそうですが、身体の胸郭出口と呼ばれる部分がその付近を構成している、主に筋肉が腕神経叢という重要神経を圧迫することによって肩、腕、手のしびれが発症します。長時間の悪い姿勢も要因のーつです。肩から腕がチクチクするなど自覚症状が出やすいのですが、神経症状が長くと筋力な低下や運動機能障害も誘発されるそうですので早めの対処や正しい生活動作、正しい姿勢心がけましょう。
ストレートネック・偏頭痛・急性頭痛
ストレートネック・偏頭痛・急性頭痛
ストレートネック
ストレートネック
頭が身体の前側に飛び出している状態で、やはり猫背姿勢気味の方に多いです。パソコンのデスクワーク、幼少期からのスマホの閲覧、 長時間のゲーム遊びなどの生活で今後ますます増えるのではないでしょうか。頭を支えている周辺の筋に負担がかかり、何年もその状態が続けば首の凝り・肩凝り・慢性頭痛 となっていきます。
偏頭痛
偏頭痛
特徴は目の前にキラキラした光が見える、脈動とともにズキンズキンと頭の片側だけガンガンと痛み、ときには吐き気がするなど症状に個人差があります。緊張やストレス、また環境の変化によって血管が拡張されることで頭痛を引き起こしていると考えられます。
急性頭痛
急性頭痛
急性の頭痛は、くも膜下出血・脳梗塞など重大な疾患の可能性があり非常に危険です。これまでにないような痛みが急に起こるそうです。そんなときは真っ先に専門の医療機関を受診しましょう。
慢性頭痛
慢性頭痛
慢性頭痛
慢性頭痛
緊張型頭痛
主に血管が収縮する事の血流障害が頭痛の要因なっていることが多く原因は過度な緊張やストレスです、その特徴は頭が締め付けられるような痛みが後頭部を中心に起こり頻繁に聞くのは頭痛薬などで痛みを凌いで見える方も多いようです。緊張やストレスは筋肉を萎縮させ体の歪みを引き起こしていますから出来た歪みを一度整え緊張型頭痛の出にくい体に戻しておきましょう
痛みは異常を知らせる重要なサイン
痛みは異常を知らせる重要なサイン
痛みのサインは病気やけがなどで損傷した組織を修復する間、体を動かさないように警告する役割を担っています。体内には神経が張り巡らされており、末梢(まっしょう)神経にあるセンサー(侵害受容器(しんがいじゅようき))が刺激を感知すると、電気信号が脊髄(せきずい)を通って脳に伝わり「痛い」と感じます。これを「侵害受容性疼痛(とうつう)」といいます。この他にも、「心因性疼痛」「神経障害性疼痛」があります。痛みは実際にケガをした場合の組織の損傷や体のどこかをぶつけた時に起こる皮下出血、また記憶からの痛み、情動体験でケガをしそうな場面に遭遇した時にも痛みを感じます、つまり痛みとは個人的で主観的なものだと言えます。だからこそ実際に他の人からは見えない痛みであっても、その人の痛いという表現を否定してはいけません。また一言で痛みといってもその部位や痛み方によって専門の分野があり、痛みの原因、痛む部位、痛み方などで正確な診断が必要です。慢性的な痛みや動かすと痛む動作痛など肩が痛い、背中が痛む、腰が痛い、膝の痛い、腕が上げられない上げにくい手足がしびれる等さまざまですが、その痛みの表現も個人差があります。