特にスポーツをする方に多く発症し、骨盤と太ももとを繋ぐ股関節部周辺に痛みが起きます。
股関節は骨盤側にある寛骨臼(受け皿)と大腿骨側の大腿骨頭が正常な位置でかみ合わさっていることによって前後左右斜めに可動していますが、加齢や外部からの圧力、体幹から股関節に多く負担のかかるスポーツの繰り返しなどによって鼠径部周辺に痛みが発症することが多いです。
また、内蔵の疾患からなる「鼠径ヘルニア」一般的に脱腸と呼ばれる病気があります。腸が脱出し、鼠径部周辺の組織が圧迫されることで股関節や腰の痛みがあります。とても重大な疾患ですから早急に専門の医療機関を受診しましょう。